乳房再建手術のメリット、デメリットとは

2015,05,04

約1年前、某メーカーの乳房再建手術が保険適用になり乳房再建術を受ける患者様は10%から一気に増えたそうです。

現在では、30%近くいらっしゃるかもしれません。

乳房再建手術をすると自分の体の皮膚で乳房を形成するのでわずらわしさもなく、快適に過ごせるかと思います。

それが一番のメリットだと思います。

ただしデメリットもたくさんあるようです。

①自分の胸の肉をエキスパンダーで引っ張り数か月かけて形成していくので痛い

②シリコンパッドを入れるが、普段の生活でやぶれる心配がある。そのためシリコンが染み出していないか2年に1度ほどの検診が必要

③破れている可能性は10年のうちにはかなりあり、その際には再度手術してシリコンの入れ替えが必要

④シリコンパッドを入れているため、乳がん手術後の検診で再発している際に発見が遅れる場合がある。

⑤経年で自分の胸は下垂してくるが再建した胸は下垂しないので位置があわなくなる

⑥乳房再建直後に残存した胸のように下垂した胸にはならないので、健全な胸を手術して再建した胸に合わさないといけない場合がある。

⑦乳首は再建しにくい。

また摘出した胸の肉がとても少なくあばら骨があらわな場合など、さらには横幅の広い乳房など・・・乳房再建手術に合わない場合もあります。

いずれにしましても患者様のお考えに沿ってメリット、デメリットを検討したうえ、患者様の判断で最適な術後を過ごされることが一番大切だと思います。

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