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みゆきのお色付け日記

横浜サロンの塗色技術者「みゆき」が横浜サロンやお客様の自宅で人工乳房にお色付けをした際のお話です。


フルオーダーメイド人工乳房のお色付け
神奈川県のお客様 2017年5月
人工乳房のお色付け
5月も終わり、真夏のような日に塗色にお越しいただいたのはお胸の撮影を横浜でさせていただいたお客様です。

今回のお客様は、人工乳房のことに詳しい方で、ナチュラルブレストの製品のことは、西日本新聞に掲載された記事でご覧になったとのこと。

西日本新聞の掲載内容等、メディアでの紹介情報はこちらから


「いろいろな会社の人工乳房を見て知っていたけど、もうちょっと手頃に購入できるものが欲しいと思っていました。偶然、新聞でナチュラルブレストの人工乳房の記事を見て、すぐにwebサイトを見ました。とてもよさそうだったので購入を決めたんです。」

と、前回来られた際にお話しされていました。


皆さま、「もっと早く知りたかった!」とお話されることがよくあります。

そういうお話をきくと、クオリティの高い製品を完成させるのはもちろんですが、それが必要な方に届くように「情報を広げる」「伝える」ということもすごく大事だなと思いました。


今回はフルオーダーメイドのお色付けです。

お色付け前の人工乳房を身体につけていただくと「うわ〜、本当に形がそっくりなんですね!」とびっくりされていました。

乳ガンで片方の乳房を切除された方の場合、残っているお胸を元に人工乳房の型を作成するのでそれこそ「そっくり」なお胸ができ上がってきます。

ここから、また肌色と同じように色をつけてさらにリアルに仕上げていきます。


色付けが始まってしばらくはいろいろなお話をしてくださいました。

お仕事であちこち飛び回っているお話。

手術前や後の「こんなことがあった」というお話。

体験された方にしか分からないお話です。

そういったお話をたくさんしていただけるのは本当にありがたいな〜と思います。

日々、たくさんの方から学ばせていただき、本当に感謝が尽きません。


しばらくお話されていたお客様。

横になっていることもあり、いつの間にかお休みになっていました。

お客様がお休みになっている間にほぼ仕上げてしまおう、とさらに集中。


塗色前の人工乳房にも、あらかじめ薄い肌色がついています。

なので、その色に何色をどのくらい足していけばお客様と同じ肌色になるのか。

人の肌の色は十人十色。

使う色は、赤、黄、青、白、黒の五色。

塗色技師の腕の見せドコロです!

人の肌はとても繊細で、同じ位置でも身体の状態が違うと(血流の関係からか)肌色の見え方も違ってきます。

もちろん血管の出方も、です。

その微妙な差を塗色技師たちは見分けて色をつけていきます。

ありとあらゆる方向から見て、ライトもつけたり消したりと、どの角度から見ても自然に見えるか、を確認します。

最終的な仕上げは身体を起こした状態で行うので、「だいたい良い感じかな…」というところで眠っているお客様にお声がけ。


目を覚まされたお客様の第一声は………

「すごい!!!! なにこれ!!!!」でした(笑)。

あとは色みの微調整と血管などを書き足して完成です。

完成までの間もウトウトされつつ、でき上がっていく乳房をみて「すごい、これはすごいね」と何度もおっしゃっていました。


完成した人工乳房を見ても、やっぱり「すごい!」「すごい!!」と何度もおっしゃっていただきました。

「誰かに見せるものじゃないけど、これはみんなに見せたくなるね」

「本当にこれはすごい。でき上がるのを本当に楽しみに待ってます!」

そう言っていただけると、本当にこういうお仕事をさせていただいてよかったなと思います。


お帰りの際に、「友達にも紹介しておきます!」とおっしゃられたお客さま。

お話の中で、昔からの仲のいいご友人たちと今でもたまにお会いになるとお話されていました。

でもそのグループで、半分の方が癌の病気になり、その中でも半分の方が乳ガンになられたと教えてくださいました。

今、乳ガンにかかる方が増えています。

どんなかたでも、検診を受けるなどして、日頃からご自身の身体を大事にして欲しいなと思います。


5月は塗色のお客様にもたくさんお越しいただきました。

塗色が終わった後は、皆さま本当にとても喜んでくださいます。

そんな姿を拝見すると、私もとっても嬉しくなります。

でも、人工乳房が必要になる方というのは、ご病気で辛い想いや体験をされてきた方たちばかりです。

皆さま、こうお話されます。

「どんどん技術やいろんなことが進歩して、未来には癌が怖くない、乳ガンで乳房を切除しなくてもいい時代が来て欲しいね」と。

本当に、ほんとうに、未来がそうなればいいなと思います。
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